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 カテゴリー : 一般, 法律

個人事業主の破産について(その2)

第2 個人事業主の倒産
1 多くの公開されているデータは「小規模事業者」で取り上げられているが、

  その多くは個人事業主であると考えられる。

 

  前回述べたように2025年の倒産の特徴として
   ・負債5000万円未満の倒産が最多
   ・負債1億円未満が大多数
   という構造になっているところ、この規模は典型的に、個人事業主や

  従業員数名の零細企業が該当するからである。

 

2 民事再生法の申立てについても2025年度は申立件数285件の

 うち、個人が225件とのことである。このことは倒産手続きとして

 民事再生を選択するのが個人の小規模事業者が多数を占めていることを

 示している。

 

3 業種別倒産(2025年)と飲食業の倒産
(1)2025年の業種別倒産数は以下の通り

 

    業種      倒産数         傾向
  サービス業    約3,478件       最多
  小売業     約1,600件前後     増加
  建設業     約1,700件前後    人手不足
  製造業     約1,000件前後    横ばい
  運輸       約400件        増加

 

(2)上記のようにサービス業が最大で、その中には飲食・宿泊などが含まれる。
   そして個人事業主の典型業種」である飲食業の倒産は2025年

  は約900件が報告されているとのことであり、過去最多(3年連続増加)

  という。

 

   主な要因としては
   ・食材費高騰
   ・人件費上昇
   ・光熱費上昇
   ・値上げ困難
  があげられるが、とくにラーメン、居酒屋、小規模レストランがこのような理由で

  倒産すると考えられ、現にこれらの倒産が増えているとのことである。

 

4 大阪・関西の倒産状況
  信用調査会社の地域別統計では、倒産数ランキングとして大阪は全国2位

  と報告されている(1位は東京)。
 

  その理由としては、中小企業が多いことや飲食店が集中していること、観光依存

 (特にミナミや梅田など)があげられる。

 

  また、下請け製造が多いことなども物価高や人手不足の影響を受けやすく、

  倒産数に関連すると考えられる。

 

 

 次回は、倒産のうち、個人破産の件数について考察してみようと思う。

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