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最近の投資商法の手口
久々のブログ更新である。
最近、「マッチポンプ型」と言われる投資詐欺が流行っているようである。
マッチポンプ型というのは、まず、Aと言う業者から、
「ある投資商品(金など)をBと言う業者から高く買うから、是非契約して欲しい」
という連絡が入った後、Aから勧誘の電話があり、これに応じてA社と契約を締結して、高額の金銭を支払ってしまう、
と言った手口である。
勧誘をされた人は、べつの業者から高額で買い取るなどと言われることから、
差額が儲けになると考えたり、他の人の意見があるなら安心だと思って、契約をしてしまうのだが、
実際は、AとBは一味であって、およそ価値のない商品等を売りつけているのである。
やはり、こういった手口に引っかかるのは、高齢者が多い。
最近は、支払を確実にさせるために、振込ではなく、エクスパックに現金を入れて送らせたり、
わざわざ訪問して銀行まで連れて行って、現金を引き出させたりするようである。
多くの場合、判断力の衰えた高齢者に考える間を与えないということで、家族に内緒にするよう進めたりしていることが多い。
高齢者のおられる家庭は、その動向に気をつけておく必要があると思われる。