2024年の倒産件数、11年ぶり大台突破確実か
2024年の倒産件数、11年ぶり大台突破確実か/コロナ禍の手厚い保護「ゼロゼロ融資」の返済ピーク、中小企業に大打撃
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c1cb8b3b23a82cab1dc062c6fb0ed04721a321f#:~:text=2024%E5%B9%B41%E6%9C%8817,%E4%BB%B6%E5%8F%B0%E3%81%AB%E9%81%94%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
(ヤフーニュースより)
まず、令和以降の倒産件数・負債総額は
以下のとおりだそうです。
西暦(和暦) 件数 負債総額(円)
2023(令和5年) 8,690 2,402,645
2022(令和4年) 6,428 2,331,443
2021(令和3年) 6,030 1,150,703
2020(令和2年) 7,773 1,220,046
2019(令和元年) 8,383 1,423,238
(引用 https://www.tsr-net.co.jp/news/status/transition/)
2024年は、中小企業の倒産が11年ぶりに1万件を超える高水準になると予想されています。
コロナ禍が明けたにもかかわらず中小企業の倒産が増える要因ですが、コロナ禍の期間に受けていた、ゼロゼロ融資(実質無担保・無利子)などの返済期限がここに来て中小企業の重荷となって、資金繰りが困難になることが主たる原因と考えられるそうです。
また、人手不足なども売上げの不振に拍車をかけ、その結果返済が困難となるものと思われます。
業種別では、飲食業を含むサービス業が2940件(前年比41.6%増)で、増加率第1位だそうです。飲食業は零細企業が多く、コロナ禍で客足が途絶えてから、それが順調に回復しなかったことにも原因があると思われます。
飲食店の売上げが不振となって廃業するに当たり、当事務所に自己破産の申立を依頼されるというケースもあリましたが、今後はこういったケースが増えてくるのではないかと予想されます。
廃業に当たって債務超過に陥るケースであれば、やはり法的な整理をする方が良いでしょう。そのためには専門家による適切なアドバイスが不可欠です。
当事務所においても、飲食店の廃業に当たって、適切な債務整理の方法をアドバイスできると思いますので、お気軽にご相談くださいませ。