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ABCホールで「The Last Spirits of Swords」鑑賞
・・・ネタがない、と言うわけではないが、少し毛色の変わった話題をば。
Osaka翔ギャングスのメンバーが出演していると言うことで、土曜日(10月13日)の夜の公演を見てきました。
佐々木小次郎と宮本武蔵が巌流島で決闘に至るまでの過程を翻案して、時代も、空間も違う世界での物語を演じたものである。
基本は勧善懲悪であって、ストーリーもわかりやすく、演劇初心者向きであったと言える。
ここのところ、演劇鑑賞の機会が増えてきてはいるものの、基本的にはつきあいのある方は小劇団であって、観念劇がおおい。
それはそれで見応えはあるのだが、ある程度見る側にもスキルを要求する部分があって、疲れる部分もある。
そう言う意味ではこの劇は全く疲れないし、それなりに気持ちよく見終えることができた(ABCホールはそれなりに座席も悪くないからね。)。
ただ、最近いくつか鑑賞させてもらった他の劇団のものは、何とも言えない「味」があり、そう言った余韻こそが演劇の醍醐味であるとされる向きには、エンターテイメントに傾きすぎていると感じるかも知れない。
私個人としては、翔ギャンの女の子の出演する姿が見られた(ノドカちゃんの活躍はよかった!)し、満足している。