不倫に対する女性と男性の反応
最近不倫がらみの事件を取り扱うことが多い。
そのこともあって、今回は、男女関係についての雑感の一つをブログにまとめてみたい。
・・・ときどきアメーバのコラムからSNSに入り込んでしまうことがある。
これらのSNSでは、男女の恋愛などが話題になっていたりするが、ときどき、不倫の告白がなされていたりもする。
多くの場合、こういったところに不倫を告白するのは女性であり、これに対しては、ほとんどが非難の文脈でレスがつき、これを擁護する発言は見たことがない。
私が興味深いのは、そのレスのほとんどが、どうやら同性、すなわち女性であると言うことだ。
もちろん、不倫の告白には、夫にばれたとか、不倫相手の妻にばれたとかいうばあいもあれば、ばれてはいないけど、どうしようとか、いろいろな局面がある。
これに対するレスとしては、
関係者にばれた場合には、たいていが「ざまあみろ」と言うニュアンスのレスがきわめて多いし、ばれていないときでも「あなたは間違っている」とか「絶対に幸せにはなれない」というような非難が時にはヒステリックなほどに述べられているのである。
これが男性からの告白であれば、他の男性からは通常「お盛んですな(笑)」というニュアンスの反応となり、もちろん不倫がばれて家庭が修羅場になっているような場合は別だが、少なくとも関係者にばれていない段階では、同性が正面からこれを非難する反応はほとんど見られない。
この男性と女性の不倫に対する反応の違いは、男女のもののとらえ方からか、社会的な立場の違いからなのか、その点は分からない。
しかし、男女関係のトラブルの依頼があった場合、このような男女の反応の明らかな違いを認識した上で、解決策を講じなければならないのだろうなと、思うのである。