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オリゴ党「ブキミの谷」観に行ってきた

相変わらず、素人がいっぱしの感想を述べるなど気が引けるのですが・・・

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オリゴ党 第31回公演  20周年企画 その3

ブキミの谷

作・演出 岩橋貞典  2012/9/29~30  シアトリカル應典院

【あらすじ紹介】
ある私設図書館の館長であった博士が亡くなった。
生前博士は借金までして図書館を維持してきたが、まもなく立ちゆかなくなり、図書館は売却され、取り壊されることとなったが、
残務の処理や蔵書の価値の算定のために、管財人の下請の業者が派遣されてきた。
図書館には、職員や居候?が何人も居座っており、下請業者は残務処理のために彼らと接触するのだが、これらの面々はそれぞれ奇妙な
容姿であったり奇妙な行動をとり、また自分がロボットであるとかたる者もいる。
博士はこの図書館で「人間とロボットの共存?」を研究しており、実は職員たちは誰がロボットで誰が人間か分からないようになっているという・・・。
図書館という居場所がなくなることで社会に放り出される職員たちの織りなす奇妙な行動や下請業者との交流を介して、
自らのアイデンティティのよりどころを、それぞれ描いていく演劇である。

(以上のあらすじ紹介は観劇した私の理解にもとづく)


・・・台風の中、9月30日の最終公演に行ってきました。
タイトルからはおどろおどろしい雰囲気に見えますが、あんまり不気味ではありません(笑)。
また今回はいつもの劇団のメンバーさんに加えて、新加入?の若手の方を前面に出した作劇だったように思います。
当初サスペンス調で始まるのかと思いましたが、急激な場面展開もなく、またストーリー上、誰かが死んだり、殺されたりすると言った事件も
起こらず、比較的淡々と物語が進行するといった印象を持ちました。
登場人物は何か障害を抱えており(実際の身障者の方も複数名出演しており、しかもメインキャストなのです)、一見健常者に見える者も
奇妙な行動をとったりしています。
こういった異常行動?が博士によってしむけられたものなのかは、分からなかったです。

ただ、自分がロボットだと思いこまされていた少女は実は人間だったというように、客観的な居場所の崩壊がきっかけとなり、それまで
自分のアイデンティティと信じ込んでいた部分に疑いの目を向けることになります。その結果、彼女はどうしたのでしょうか?

・・・ いわば、この劇は
「そこから卒業することになったとき、以下に自分を見つめ直すのか?」が、テーマだったように思います。

オリゴ党の過去の演劇においても、このテーマは見え隠れしていたように思いますが、今回は出演者全員がそれぞれいわば未成熟な
境界人を演じており、いずれは卒業していく者たちがどのように今後生きていくべきかを考えさせようというねらいがあったように思います。
20周年も迎えたオリゴ党の面々も、おそらく自分たちが年をとり、若い世代の人たちとは違った意味で「卒業すべき自分」を抱えており、
それは若い世代とも共有できる感覚なのかもしれません。
あるいは、座長の岩橋さんが高校教師として数年を経て、卒業していく高校生らになにかしら影響を受けたのかも知れません。

・・・今回は月曜から仕事が忙しかったこともあって、感想を書くのに時間がかかりました。それにも拘わらず、とりとめのない感想に
なってしまってます(;^ω^A
次回公演からは、座長が交代するとのことです。もちろん演出・脚本は岩橋さんが引き続き行われるようですが、また違った切り口での
演劇が期待できそうです。(^∇^)

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